マレーシアに移住して5年目に入りました。
最初の物件探しからはじまり、いろいろな物件を見学して、引っ越しすること2回。
何の伝手もなく物件を探す場合は、日本と同じように『不動産情報サイト』で探すと簡単です。
マレーシアのコンドミニアムを探す方法
マレーシアでの賃貸契約は、日本と同じく以下の流れになります。
- 気になる物件を見つける
- 不動産会社に連絡
- 内覧
- 契約
- 入居
不動産情報サイトはいくつかありますが、マレーシア最大の不動産情報サイト『iProperty』がおすすめです。
PCサイトまたはアプリのどちらでも物件を探すことができます。
アプリをダウンロードしておくと、後に不動産会社や物件担当者と連絡を取るときに便利です。
iPropertyで賃貸物件を探す方法
アプリでの検索方法をご紹介しますが、PCサイトでも同じです。
まず、トップページにある「RENT」で賃貸物件を選択して、すぐ下の「Search for properties」へ進みます。
希望の場所、物件名がわかっていれば直接入力で検索。
そうでない場合は、州やエリアからの検索もできます。
例えばクアラルンプール、KLCCの物件を探す場合↓
州、エリアを選んで「SEARCH」ボタンを押すと物件の条件を入力するページに移ります。
Rent=家賃の予算(Max)を指定します。
*予算RM3000であれば3Kと入力。
Furnishing=家具の有無を選択します。
- unfurnished=家具なし
- Fully=家具付き
- partly=一部家具付き
「Fully」や「Partly」といっても、家具家電のみの部屋もあればシーツや食器も準備されている部屋と様々なので内覧時に要確認です。
Bedrooms=寝室の数
Bathrooms=シャワールームの数
Carparks=駐車場の数
必要な項目を指定して「SEARCH」で検索すると条件に合った物件がでてきます。
家賃、物件名、建物タイプ、部屋の広さ、寝室の数、シャワールームの数、駐車場の数が表示されるので、気になる物件のページを見ていきます。
例えばこの物件。下にスクロールすると詳細情報を見ることができます。
「MORE DETAILS」でさらに詳しい情報をチェック。
ここでは家具の有無、Faciliteies(設備)やDescription(物件の説明)の記載があります。
エージェント(不動産会社)に連絡を取る方法
物件ページの下に載っている連絡先に直接連絡をします。
電話、SMS、emailで連絡したい場合は「Enquiry」へ進みます。
そうすると、自動でメール文が添付されるので、必要な情報を入れて「SEND TO AGENT」をタップして送信完了です。
Whatsappで連絡する場合はこちら↓
クリックするとWhatsappの画面に移り、同じように自動でメール文ができます。
そのまま送信して完了です。
ちなみに、マレーシアでは何かと「WhatsApp」で連絡を取り合うことが多いので(というかほぼWhatsApp!)アプリは入れておいたほうがいいです。
WhatsAppのダウンロードはこちらから。
マレーシアのコンドミニアムでチェックするポイント
いざ住んでみると思っていたのと違った…という場面が多少は出てくると思いますが、それを最小限におさえるための『チェックポイント』をご紹介します。
コンドミニアムの周辺環境
- 勤務先や学校までのアクセス。公共交通機関の有無、grabでの交通費調査は事前にしておくといいです。
- スーパーやドラッグストアまでの距離、朝市や夜市の開催など。コンドミニアムの敷地内にスーパーやミニマートなどがあると便利です。
- 緊急時(24時間)に対応できる病院の場所と距離。
- 子どもがいる場合は、近くの公園や屋内プレイグラウンドなどの有無。
コンドミニアムの設備
- 防犯カメラの位置。(各フロア、通路にも設置されているか)
- 共有スペースが清掃されているか。(エレベーター内、廊下、プールの水など)
部屋の設備
- シャワーの温度と水圧。ここはぜひチェックを!ぬるま湯しか出なかったり、水圧が弱すぎることがよくあります。(特に高層階)
- 陽当たり、風通し。これがよくないと、マレーシアのコンドミニアムではかなりの確率でカビが発生します。(我が家はカビが原因で引っ越しをしたことがあります)
- 虫。特にデング熱を媒介する蚊が入って来ないか。こればかりは実際住んでみないと分かりませんが、一般的に15階以上だと蚊が来ないと言われています。マレーシアの家は基本的に網戸がありません。(交渉すれば設置してくれることもあり)
また、ごみ捨て場が近い部屋だとゴキブリが発生する可能性も大。 - エアコンや蛇口の水漏れ。これも内覧時に発見できたらラッキーです。エアコンや蛇口周辺に水漏れのあとやペンキを塗り直した形跡がないかチェック。
- 排水溝のつまり。水がスムーズに流れるかチェック。
- 家具の劣化や故障。故障している家具はもちろん、ベッドのマットレスなども劣化していれば交換してもらえます。申告しなければそのままです。
マレーシアのコンドミニアム契約について
マレーシアでの賃貸契約は、基本的に『1年』または『2年』契約になります。
コンドミニアム契約にかかる費用
コンドミニアム契約にかかる一般的な費用は以下のとおりです。
- Advance rental charge(前家賃)=家賃1ヶ月分(契約前の手付金として支払い)
- Security deposit(敷金)=家賃2ヶ月分
- Water/Electricity deposit(光熱費の保証金)=家賃1/2ヶ月分
- Stamping fee(印紙代)
契約時の注意点
エアコンなどの家電の故障、水漏れなどのトラブルが起こった際に修理代の負担はどうするのか、契約時にしっかり確認して契約書にも明記してもらいましょう。(入居○ヶ月以内であればオーナー負担など)
あとは、トラブルの多い『途中解約』についても要確認です。(デポジット全額返金なしで対応してもらえるのか、契約期間内の家賃は払わないといけないのか、など)
おわりに
現地のエージェントと直接契約するのはハードルが高いと思われがちですが、エージェントも外国人慣れしているので、契約は意外とスムーズです。
最低限の英語は必要になりますが、「話すの得意じゃないからWhatsappで連絡して」と言えば対応してくれますし、どうしても日本語の方が安心であれば日系不動産会社もたくさんあるので安心かと。
あと、騒音や近隣住民については実際に住んでみないと分からないことの方が断然多いので、可能であれば契約前にairbnbで1週間ほど滞在してみるのがベストです。
初回の宿泊が割引されるairbnbの割引紹介コードはこちらから。よかったら使ってください。
それではまた〜
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