マレーシア人にも大人気の日本のお菓子。
イスラム教徒の方へのおみやげを買う時、宗教上食べても大丈夫なものなのか…気になるところです。
紹介するお菓子は、日本語堪能なマレー系マレーシア人である友人が原材料をチェックして食べられると判断したものばかりですが
宗派や個人によって解釈が様々なので、イスラム教を信仰する全ての人が食べられるものではありません。ご承知おきください。
イスラム教徒（ムスリム、ムスリマ）が食べられるハラルフード
ハラルフードとは、イスラム教の法律上で食べることが許されている『食材』や『料理』を指します。
全面的に禁じられているものは『豚肉』と『アルコール』です。
アルコールに関しては、原材料に『洋酒』や『ラム酒』など明らかな表記があるのでわかりやすいと思います。
問題は豚肉！
豚由来の成分が含まれている可能性がある主な原材料は以下のとおりです。
- ゼラチン
- ショートニング
- 乳化剤
- マーガリン
『植物由来』や『大豆由来』などの記載がある場合は問題なしですが、何も書かれていない場合はメーカーに確認しましょう。
日本のスーパー・コンビニで買えるハラルのお菓子
アルフォート（ブルボン）
日本からのお土産でいちばんリクエストが多い『アルフォート』
お土産に迷ったらこれで間違いない！
乳化剤は大豆由来なのでOKです。ショートニングについてはブルボン公式HPに植物由来であることが記されています。
エリーゼ（ブルボン）
大人にも子どもにも人気の『エリーゼ』
こちらも問題なし。
ルーベラ（ブルボン）
これもマレー系のみなさん大好きです。
原材料のマーガリンは動物由来のものもあるようです。
友人曰くブルボン製品のマーガリンは植物性とのことですが、パッケージにも公式HPにも「植物性」の表記がなかったのでブルボンに問い合わせをしました。
返信がこちら↓
ということで、マーガリンは植物性との回答をいただきました。
ホームパイ（不二家）
写真の『不二家ホームパイmini』はドラッグストアで88円で売っていました。
こちらも気になる原材料は大豆由来のものです。
ふんわり名人きなこ餅（越後製菓）
小袋に分かれているのでこちらもバラマキ土産におすすめです。
原材料もシンプルなものだけで問題ありません。
ハッピーターン（亀田製菓）
食べだしたら止まらない『ハッピーターン』
こちらも特に気になるものはありません。
ぱりんこ（三幸製菓）
マレーシアのお菓子は甘いものが多いので、塩味のおせんべいも喜ばれます。
原材料も大丈夫です。ちなみに粉末しょうゆは液体と違ってアルコールは含まれないとのこと。
おわりに
イスラム教徒の方でも食べられる日本のお菓子は他にもまだありますが、
スーパーやコンビニ、ドラッグストアで買える万人受けしそうなものをチョイスしてみました。
一時帰国の際にはぜひ！
それではまた〜
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