赤ちゃんが生まれて、まず最初の手続きが出生届の提出ですね。
日本だと生まれて14日以内に役所に提出して完了ですが、海外で出産した場合は…
手続きの流れとしては、マレーシアで出生の手続き➔日本の出生届を提出となります。
マレーシアでの出生手続き(Birth Certificateの申請)
必要な書類
まず、申請に必要な書類から。
- 両親の結婚証明書(Marrige Certificate):発行3ヶ月以内の戸籍謄本があれば日本大使館で発行してもらえます。(RM45/2020年現在)
原本とコピー両方求められる場合もあり。出産前に準備しておくのがいいと思います。 - 出生証明書の申請用紙:出産した病院でもらえます。
- ベビーブック(Baby book):出産した病院でもらえます。
- 両親のパスポート:原本を提示、全ページのコピーを提出。
- 母親の産婦人科の診察券
申請する場所
書類が揃ったら、生後14日以内にマレーシア政府の登録機関である
『JPN(JABATAN PENDAFTARAN NEGARA)』へ行って登録します。
(GoogleマップでJPNと検索すると出てきます。)
『KELAHIRAN&KEMATIAN(出生&死亡)』という窓口があるので、そこで書類を提出して終了です。
即日、出生証明書(Birth Certificate)が発行されます。
このピンク色の証明書は、オリジナル(原本)で1枚しか発行されません。
ビザの発行にはこの原本が必要になるので、必ず手元に残しておいてください。
この原本とは別に、原本のコピー(白黒)にJPNの機関印とサインが入ったもの(Certified True Copy)を発行してもらえます。
マレーシアでの手続きはこれで完了です。
※【2020年6月追記】ビザ申請の際に、出生証明書と一緒にCertified True Copyの提出を求められました。
念のため用意しておいた方が良さそうです。
日本の出生届を提出
必要な書類
必要書類は以下のとおりです。
- 出生届:日本大使館にあります。webからダウンロードも可能です。
私は在シンガポール日本大使館の出生届を使いました。 - 出生証明書(Birth Certificate):マレーシアのJPNで発行されたもの。
日本大使館で提出する場合は原本提示の上、コピーを提出。 - 出生証明書(Birth Certificate)の日本語訳:上記の日本語訳。
出生証明書の日本語訳に関しては、日本大使館に専用のフォーマットが用意されているので、それに記入して添付するといいです。
提出する場所
日本大使館または本籍のある市区町村役場に提出します。
日本大使館
出生日から3ヶ月以内に上記書類を窓口に提出します。
本籍地の市区町村役場へ郵送
出生日から3ヶ月以内に届くように郵便で送ります。
私は出生届の提出と戸籍謄本の請求を同時に済ませたかったので、EMSで直接郵送しました。
郵送で日本の役所と直接連絡をとって手続きする場合は、不備がないよう事前にメールなどで担当の方に確認を!
出生届の受理から1週間ほどで戸籍謄本がマレーシアに届き、
そこからすぐにパスポート申請➔生後31日でパスポートを取得することができました。
おそらくこれが最速の方法だと思います。
▼新生児のパスポート申請についてはこちらからどうぞ
おわりに
海外での出産は、手続きが何かと大変そうだと思っていましたが、実際やってみると特に難しいこともなくスムーズに終わりました。
マレーシアの出生登録は、生後14日を過ぎると有料になるので、お気をつけください。
また、日本の出生届の提出は生後3ヶ月を過ぎると日本国籍を失うとのことなので、手続きは早めに行きましょう。
それではまた!
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